何も出来ない男
子供の頃から出来ることが何も無かった。
今の歳になっても変わらない。
何も出来ないまま、歳だけを重ね、人生を棒にふるっている。
私は何かになれるのかと思った。
でもなれなかった。
何も出来ない、何にもなれない。
ただただ、この人生がはやく終わることを祈るだけです。
明るい世界があるのかもしれません。しかし、私の世界には明るいものはありません。
生きている世界が違うのかもしれません。
私は何かになりたかった。
私はこういう者で、こういう事をしています、と言いたかった。
でも何もありません。
あるのは、駄目なものばかり。
精神病、喫煙、チビ、デブ、馬鹿、いじめられ体質、金無し、三流大学卒、友達少数、彼女無し、結婚の可能性無し、等々・・・
はやく死にたいです。
はやくはやく死にたいです。
もう私に出来ることは、何もありません。
はやく死にたい。
はやく死にたい。
生きてきて、嫌な事と幸せだったことは9:1くらいです。
こんな人生なら、生きている必要がありません。
割に合いません。
もう社会にも出たくありません。生きていたくもありません。
人の輪に入りたかった。
どこでもいいし、誰でも良かった。
私が居心地が良いと感じるところなら、なんでも良かった。
でも見つからなかった。
私は孤独に生きている。
もう人生がつまらない。
死にたい。
はやくはやく死にたい。
poco