約束
統合失調症は2次的なもの。
抜本的な問題は、誠実さに欠けていたことだ。
自分や他人との約束を守らなかったせいで、不誠実の塊となり、精神病を発症した。
環境の影響もあっただろう。
しかし、抜本的な問題は、俺自身にある。
俺が俺との約束を守らなかったからだ。
自分自身との約束も守れない奴が、他人との約束など守れるわけがない。
言い訳無用。約束は命を懸けて守るもの。
たとえそれが些細なことであったとしてもだ。
俺に場合、統合失調症の原因は、不誠実にある。
赤子の様に自信に満ちていた若き頃は、約束の重さを理解していなかったからだ。
ならば、この統合失調症は、やはり私が大人になる為に、どうしても必要なものだったのではないか?
そして、当然なるべくしてなったのではないか?
俺は俺との約束を守ったことはあったか?
あった。
それは、社会に出て、俺は絶対に暴力を振るわないという、俺への縛りだ。
その縛りのおかげで、無力な自分を知ることができ、そして解決が出来ないまま病気になった。
約束とは、どんな些細な事でも命懸けの覚悟で守るもの。
それを不誠実に守らないできた俺の末路が、当然の統合失調症であり、自業自得とはこのとこだと思う。
他人のせいだと思ってた。
違う。
俺のせいだ。
俺が俺を裏切った。
自分も他人も裏切った。
だから駄目なんだ。だから精神病にもなったんだ。
NOと言わなければならない。
命懸けでNOと言わなければならない。
この世界では、約束を強要するタチの悪い連中が多い。その連中は、自分自身が不誠実にもかかわらず、他人には約束事を強要する。俺自身もそれをされてきた。
だから命懸けでNOと言え。
そして、NOと言った後のことなど気にしなくて良い。その後一時的に自分が不利な立場に立たされようとも、環境を追われようとも、約束を守らないことよりずっとマシであり、その先には必ず良い流れがある。
誠実で純粋で何が悪い。
それで行けるところまで行ければ本望である。
命を懸けてNOと言え。
そして、一度約束したことは、命を懸けてでも守れ。
それが出来なければ、俺は一生自信を取り戻すことが出来ないし、統合失調症にまでなった意味が無い。
まず軽はずみに答えるな。悪い奴らは星の数程いる。実際にそうだった。
基本は答えない。次はNO。そして覚悟を決めて最後にYESだ。
俺はそれくらいが丁度良い。
まずは一つ、今日自分との約束をした。
それを命に代えても守る。手段も選ばない。何がなんでも守れ!
まずは一つ。
まずは一つだ。
poco